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マンションでの照明の条件とは(1)

マンションだから特になにか特別な照明器具を使わなければならない、ということはありません。

ただ、照明器具設置の立場から、マンションに特有のことがいくつかありますので、その整理だけをしておきます。

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1.たいていの場合はリビングに電源一ヶ所、ダイニングに電源一ヶ所、というふうに、それぞれの場所に基本的に主電源が一つで用意されています。リビングにあらかじめダウンライトがあったり、ブラケット照明用の電源が用意されている、ということは稀です。
(最近のマンションの流れのひとつに、「オーダーメイド」的にマンションの仕様をカスタマイズしてくれるところがありますが、その場合は上の基準にあてはまりません。 一つの場所に複数の電源を用意することも、ダウンライトを設置することも可能な場合が多いです。リフォームをする場合も同じことが言えます。)

2.天井の電源は例外なく引掛けシーリング仕様になっています。使われている引掛けシーリングには3種類あると思いますが、一番大きな「埋め込みローゼット」と呼ばれて直径10cmの円盤の両側にミミ(小さなフック2個)が出ているものについては、かならず天井内側にそれを受けるボックスが入っています。引っ掛けシーリングは通常3kgのものまで、チェーンなどを使って5kgまでの照明器具を吊るせますが、ボックスの状態にすれば、それだけで通常10kgまでのものを吊ることが出来ます。(ですから、埋め込みローゼットの両耳にチェーンを引掛けて照明器具を吊る場合は合計10kgまでのものを吊るすことができるわけです。)

3.リフォームや上に述べたオーダーメイドマンションなどの場合は、すでに述べたように既定の位置以外にも照明器具を設置することは可能ですが、そんなときでさえ、マンションの場合は、絶対にさわれない壁(穴を開けるなどの加工が出来ない、という意味で構造壁と呼ばれます)があります。マンションの構造上キズつけてはいけない、キズつけるとマンション自体の危険につながる、というのが理由です。

マンションの照明のお話をする際には、つねに上のことが条件として出てきますので、ちょっと覚えておいてください。
by concordia-light | 2008-09-06 17:27 | マンションの照明
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