人気ブログランキング |

図面の見方(人の目線)

玄関や階段の吹き抜けスペース(リビングの吹き抜けはあまり該当しないかもしれません)に照明をプランする際、「そとから窓越しに吹き抜けの照明器具が見えるようにしたい」とご希望の方が案外多くおられます。

例えば、外を歩いている人が我が家を見上げたとき、玄関の吹き抜けスペースにつけた小さなシャンデリアを2階部分の窓からみえるような位置に吊り下げたい、といったようなご希望です。

f0150177_1717531.jpg


ところが実は、コンコルディ屋主人は、たいていの場合このご希望に対して大変ネガティブなお返事をしてしまいます。
「残念ですが、ご希望には沿いかねます。なぜなら、道端を歩く人から窓越しにシャンデリアを見せるには、このシャンデリアを吹き抜けの天井間際まで上げて吊らなくてはならないからです。」と。

そうです、図面で見るとまるで「窓の高さとシャンデリアの吊り下げ位置を横に合わせれば良い」と考えてしまいがちですが、ちょっと考えるとこれが大間違い、ということにお気づきですよね。
(過去に、工務店さんが作った照明プランでもこういったことが平然となされてお客様にもそう話されていたことがあり、びっくり仰天したことがあります。)

図面を見るときには、『人の目線』『人の目の高さ』ということをいつも念頭に置きながらこれを眺めるようにしてください。簡単なことではありませんが。
by concordia-light | 2008-09-06 17:19 | 照明プランの考え方
<< マンションでの照明の条件とは(1) 照明のあゆみ(10) >>