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仮説-子供の視力と明るさ

子供部屋にはきちんとした灯かりが必要、ということで、蛍光灯のシーリングライトを設置される方は多いようです。暗いところで字を読むと(漫画を読むと? あるいはゲームをすると?)眼が悪くなる、という理由で、それはおそらく正しい考え方だと思います。

しかし、コンコルディ屋主人は、どうももう一つの要素も考えたほうが良いのでは、と思っています。それは、「明るすぎて」目をわるくしていないか、ということです。

私は専門家でもなく、研究をしたわけでもないので、ここから先は、あくまでも『仮説』です。鵜呑みにされると困るのですが・・・

日本人は特別に近眼の人が多いと思いませんか?
戦後復興を果たしてきた時期に、各家庭にどんどん蛍光灯が入ってきました。いろんな人の話でも、戦前にそんなに近眼の人はいなかっただろう、というのです。世界中で蛍光灯が広まっていったのも同じような時期ですが、別の項でも述べますように、たとえばヨーロッパでは、蛍光灯は家庭では使いません。工場やオフィスに限っています。

それから、他のアジアの国々、台湾・中国・シンガポールなど、やはりメガネをかけた子供を多く見かけます。私の印象では、やはり欧米やその他の地域に比べて圧倒的に多いような気がするのです。そしてそれらの国を訪れると、やはり家庭に蛍光灯の光が持ち込まれて、それもかなり明るくして使われているのが分かります。

もう一度言いますと、この二つの事実に関連はないかもしれませんし、また私が言いたいのは、「蛍光灯」と「視力低下」の関係を言いたいのではありません。

おそらく理論的に蛍光灯だから眼に悪いということは考えられないでしょう。
むしろ「不必要な明るさと「視力」のことを考えるのです。

これも他の項で述べたように、日本人をふくむアジアの「黒い瞳」を持つ人種は、先祖がかなりの期間、昼間太陽光のもとで働いてきて、夜は日が暮れるとすぐに眠るという生活をしてきました。その我々が、ここ150年~100年くらいの間に急速に生活パターンを変え、夜も明るい光のもとで暮らすようになったわけです。そして、戦後、つまりほんの40-50年くらい前からの急速な蛍光灯の普及です。

どうでしょう、関連があるのでは、というのは私の考えすぎでしょうか。もともと暗いところでも十分に眼球の筋力(瞳孔や水晶体の運動)によって対応してきたのに、大切な子供の時期にその能力が減退するのは危険なことではないか、そしてそんなことが視力低下の一因になってはしないか、と考えるのです。

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蛍光灯は、部屋全体に均一な光を届けるという点では白熱灯より優れていると思いますので、子供部屋に使うこと自体、私は問題ないと思います。(じっさい私も、プランを考えるときに、特にご要望がなければ蛍光灯を使います。)

ですから、明るさには注意してほしいと思うのです。
本を読むときには手元の明かりを用意して、きちんと紙面を照らしながら、一方で部屋全体の光量を過剰にしないことは、落ち着いた空間をつくるためにも必要だと思います。

コンコルディア照明
by concordia-light | 2007-11-15 16:13 | 子供部屋
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