照明の高さとテーブル

ダイニングテーブルの上に照明器具を吊るす場合、吊り下げ位置がけっこう重要になることがあります。
インテリアのガイドブックの中には、いとも簡単に「照明器具とテーブルの距離は約60cmが適当です」と書いてあるものがいくつかあります。お客様のなかでも、いろいろと勉強した人にかぎって、やはり60cm、とおっしゃる。

実は私自身は、この60cmに少々異論があります。もうすこし細かく言うと、座席に着いたときには確かに心地よい高さかもしれませんが、じつは一般家庭においては、ダイニングテーブルに座らないでダイニングエリアを望むことも多く、その際は若干うっとうしくなることがままあります。

テーブルの高さというと、平均的には床上70cm~75cmになるわけで、それから60cm上、ということは、照明器具の下面が床上130cm~135cmあたりになるわけです。
いかがでしょうか、本当にそれでいいのでしょうか。

また、照明器具の大きさにも当然左右されてしかるべきところ、本当に60cm、と決めうちしてしまって良いのか、と私は疑問に思います。

レストランの照明であれば、それでいいかもしれませんが、一般家庭のばあいはもう少し柔軟にf0150177_052531.jpg考えてみてはいかがでしょうか。
どんな器具を選ぶかによって、高さも都度検討して決めていただきたいと思います。

(確定するような言い方は避けるべきですが、本当に大雑把に言いますと、小さめの器具ならば床上150cmくらい、大きくなれば170cmまたはそれ以上でも良いかと思っています。)

コンコルディア照明
by concordia-light | 2007-10-08 00:54 | ダイニングの照明
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