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ルーベンスの赤

私の読んだ「フランダースの犬」の最後の場面は、ネロが聖堂に描かれたルーベンスの絵を見ながら冷たくなっていくのですが、そのルーベンスの絵が私は好きです。

ちょっと普通の方の見方とは異なるかもしれませんが、それに当然ながらすべての絵に言えることではないのですが、ルーベンスが使う「赤」色が私にとってはとても印象的なのです。すこし沈んだ血の色を想像させるもので、たとえば次の絵にもそれが使われています。

光の濃淡とともに、この赤が絵の重心を左右していることは間違いがなく、照明のプランとかインテリアのプランにも参考になりそうです。(私は長年、この色の入った湯呑みを探しています。ご存知のかた、教えてくださいな。)

写真だとこの色の魅力は表現されていません。チャンスがあればそんな目でこの「赤」をご覧になってはいかがでしょうか?

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(サムソンとデリラ - ロンドン・ナショナルギャラリー)
by concordia-light | 2009-01-23 15:32 | 「美しさ」と「あかり」
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